教科室に入ると、平岡先生がクーラーを入れてくれた。
涼しい風が室内を満たしていく。
「ハァ、涼しい・・・。」
思わず洩れた僕の声。
「おい、何涼んでやがる。早くやれ。」
立ったまま涼んでいると、お尻を叩かれた。
「も~叩かないで下さい。もう少し涼ませてくれたっていいじゃないですかー。」
叩かれたっていっても痛いほどじゃないからいいけど、そう急かさないでほしいよ。
やっと涼しいところに来れたんだから、もう少し涼ませてほしいよ。
もう少しとボーっと立ったまま涼んでいると自然と瞼が下りていった。
うーん、涼しい。
幸せ~。
「ほぅ、俺の言うことが聞けないって訳か。」
ギクッ。
背後から聞こえる低い声。
「夏休みだってのに、お前の補習に付き合ってやってる俺の言うことが聞けないとはいい身分だなぁ。田宮。」
だんだん近付いてくる低い声に更にギクッとする。
僕の真後ろに立つ人の気配。
「そういう聞き分けのない生徒にはお仕置きが必要だよな。そう思うだろ?」
平岡先生が背後から僕の耳元で囁いた。
何故かわからないけど、平岡先生の手は僕の腰に・・・。
僕の目の前にある机に背後から押し付けられる。
「うわっ」
押し付けられた勢いで僕は机に手をついた。
脇腹や胸を撫でられる感触に何だと思って見ると、引っ張り出されたシャツの隙間に先生の手が潜り込んでいた。
「ちょッ、ひ、平岡先生ッ何してんですかッ?!」
びっくりして声を張り上げた。
「何って、お仕置きだろ。」
平岡先生はしれっとそう答えた。
「な、お仕置きって・・・・・・ひぁッ」
抗議しようとしたとき、胸に電流が走ったみたいなチリっとした痛みを感じた。
「何だ、ココいいか?そうか、もっと弄ってやろう。」
そう言うやいなや、平岡先生は僕の両胸のち、乳首を・・・。
「うぁぁ、やッ、やめてッ」
平岡先生ッ、指で摘んでコリコリしないでよーッ。
平岡先生の手をつかんで離そうとしたけど、力が入らなくて歯がたたない。
「あッ、ふッ・・・んッ、あぁッ」
甲高い変な声が僕の口から洩れた。
「気持ちイイんだろ。ココ、シコってんぞ。」
そう言いながら平岡先生は指で摘んでコリコリしたり、指でそこを擦ったりした。
「あッ、んぁッ、あぁッ、あんッ」
どうにも我慢できなくて声が洩れてしまう。
平岡先生に弄られまくった胸の先っぽはピリピリして敏感になっていた。
女の人がココ感じるのは知ってた。
僕、男だけど・・・男だって弄られれば感じるんじゃないかよぉッ。
自分の浅い知識に叫びたい。
あー・・・気持ちいい・・・・・・。
自分でアソコを弄るときみたいな湧き上がる何ともいえない快感に、平岡先生に抵抗しようとする
気持ちはどこかへ行ってしまっていた。
僕は平岡先生のされるがままだった。
「何だ、こっちもカチカチじゃねぇか。」
平岡先生がふいに僕の股間を揉んだ。
「うあぁ」
いきなりの刺激に情けない声を上げる僕。
だって、平岡先生の言うとおりソコはもう元気一杯な状態だったんだよ・・・。
「キツそうだな。どれ・・・」
その声とともにカチャカチャと音がした。
バサッ。
「せ、先生ッ」
平岡先生が僕の穿いていた制服のズボンと下着をいっきにくるぶしまで下げてしまった。
「これでキツクないだろう・・・ってコレ自体がいきり起ってキツイか。」
いやらしく僕のものを撫でながら平岡先生が耳元で囁いた。
「楽にしてやるよ。」
そう言うと平岡先生は僕のものを扱き始めた。
「あッ、せん、せいッ・・・」
「んぁッ、ああッ、も、はなしてッ・・・ダメッ、あッ・・・」
「あッ、あぁッ、イクッ」
「あああぁッ」
1分も経たないうちに僕はあっけなく果ててしまった。
脱力して僕は机に上半身を預けた。
すると、あらぬところにヌルっとした感覚。
後を見ると、平岡先生が僕が吐き出したものを、お、お尻の孔に・・・。
「ちょ、平岡先生、何を」
「いいからそのままそのまま力抜いてろ」
ズプリ。
「うッ、うわぁ」
先生の指が僕のお尻の孔に入ってきた。
「ホラ、力いれんな。」
パチン。
お尻を叩かれた。
「ム、ムリですよ~」
力入れるなって言ったってムリだよ。
そこは普段出すところで入れるところじゃないんだから。
先生は「しょがねぇな」と言いながら指を少しずつ小刻みに動かしてきた。
そのうちグチュグチュと音がしてきて・・・ズプリと2本目の指を入れられた。
2本の指が僕の中で動いて、その後に3本目の指。
平岡先生の3本の長い指が僕の中で蠢いた。
クチュクチュ、グチュグチュ。
耳を塞ぎたくなるようなエッチな音がした。
指が蠢くそこがムズ痒いようなそんな感覚に囚われた。
僕は唇を噛んで耐えた。
そうしないと自分からいやらしくお尻を振ってしまいそうだった。
「もうそろそろいいか。」
平岡先生のその声とともに僕の中にあった3本の指が引き抜かれた。
ようやく終わったのかと少しホッとした。
それも束の間でお尻の孔に硬いものが当たった。
「今度は俺の番だ。」
何だろうと振り返ったと同時に、その声とともに平岡先生の股間に見えていた太くて長い肉棒がい
っきに僕の中に挿し入った。
「うぁぁぁッ」
あまりの衝撃に僕は目を瞑り机に縋りついた。
「クッ・・・さすがにキツイな。」
平岡先生が僕の股間のものに触れた。
そしてゆっくりと扱き始める。
「んぁッ・・・」
僕の感覚が前の快感に集中し始める。
「あッ、はんッ・・・あぁッ」
声を聞いた平岡先生が僕の中で小刻みに動いた。
「ふぁッ・・・んッ、あッ、ああッ」
その動きがだんだんと激しくなっていく。
「あぁッ、はッ、あんッ、んッ、あッ・・・」
「あッ、ああッ、んぁッ、んんッ、はぁんッ・・・」
平岡先生の手は僕の股間から離れていった。
その手が僕の腰をつかみ固定する。
そして僕を思い切り突き上げた。
「ああぁぁぁッ」
奥を抉るように突き上げられた瞬間、今までに感じたことのないほどの快感が身体中を駆け巡った。
何、コレ・・・・・・・・・。
再び奥を突き上げられる。
「んッ、ああぁぁッ」
そしてまた訪れる快感。
気持ち、イイ・・・・・・。
「ココか。」
平岡先生はそう呟くと、奥を激しく突き上げた。
「ひぁッ、あぁッ、あッ、んッ、あんッ」
「あぁッ、ソコッ、ダメッ、んぁぁッ」
「何がダメだ。嘘言うな。ココいいんだろ?感じてんだろ?」
パンッ、パンッ、パンッ、パンッ。
平岡先生の腰の動きが更に激しさを増す。
「あぁぁッ、んぁッ、ダメッ、あんッ、ダメーッ」
感じ過ぎて自分でも何を言っているのかわからなかった。
「あああぁぁぁッー」
ズンと一際奥を突き上げられた瞬間、堪らず僕はイッてしまった。
その一瞬後に平岡先生も低い呻き声を上げながら僕の中でイッたのだった。
ハァハァと息も絶え絶えに机に突っ伏したままでいると、いきなり机の上に載せられて仰向けにさ
れた。
「な、に?」
そして、平岡先生が僕の上に覆いかぶさってきた。
「何休んでるんだ?お仕置きはまだ終わりじゃないぞ。」
そう言ってニヤリと笑った。
「せ、先生ッ、ココ学校ですよッ!誰か来たらッ・・・」
またなんてとんでもないッ。
取ってつけた理由を必死に言葉にした。
「大丈夫だ。普段でもここまで来るヤツは少ないのに、今は夏休みだぞ。誰も来やしねぇよ。もし、誰か来たとしても鍵かけてあるから心配ない。」
平岡先生はそう言って除けた。
鍵・・・・・・?
「ひ、平岡先生ッ、鍵っていつの間に?」
「さぁな?そんなのどうでもいいだろ。それよか続きやるぞ。」
そう言うと、平岡先生の巨大ともいえるものがさっきまで使用されていたところに押し付けられる。
「せ、先生、ダメだってばッ」
平岡先生を押しのけようと手を突っ張ってみるも、先生はどこ吹く風。
僕の非力な力ではどうにもならなかった。
先生の巨大なものが再び僕の中に侵入した。
そしてまた僕は快感に渦に引き戻されたのだった。
全てが終わった後は制服を着るのもやっとの状態で(ほぼ全部平岡先生に着せてもらったくらいだ)、気を失わなかったのが奇跡的なくらいだった。
そんな状態だから1人で帰れるわけもなく、平岡先生に家まで車で送ってもらった。
僕の家の前で先生の運転する車が止まる。
「田宮、お前はもう俺のなんだから他のヤツに体触らせんなよ。」
平岡先生がそう言った。
先生のって・・・は?
僕は訳が分からなくて先生を見た。
すると先生はチッと舌打ちする。
「お前はハイって言ってればいいんだよ。」
平岡先生がそう言うから、僕は頷いた。
だって反論しちゃいけない雰囲気だったし、したらしたで痛い目見そうだったからさ。
僕が車から降りようとすると、平岡先生に引き止められた。
そして先生が僕の耳音で囁いた。
「俺の言いつけを守れば、近いうちにまた気持ちよくしてやるから。」
チュ。
平岡先生が掠めるように僕にキスをした。
僕はボーッとしたまま先生の車を降り、家に入っていったのだった。
近いうちにまた気持ちよくしてやるから―――。
その言葉に僕がドキドキしてしまったということは、平岡先生には秘密。
end
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